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那須ロングライド2018(ガイドライダーとして)その2

「那須ロングライド」

関東地方で行われるファンライドイベントとしては最大級規模であり、非常に人気のイベントだ。

その大人気イベントのメインとも言える、第3エイドの先、那須の山岳地帯に足を踏み入れる。



マウントジーンズから始まる山岳地帯

マウントジーンズエイドを出て左折

木々の中、ちょっとした下り基調で、とても気持ちいい。

「なんだ?もう下りか!?」

初めて那須ロングに参加する方はそう思うかもしれない。

しかしこの下りは、これから始まる山岳地帯を盛り上げるための演出と言ったところか。

いつのまにか本格的な山岳ルートと化す。

マウントジーンズから7kmほど
八幡の分岐点に到着。100km、80kmコースはもうひと登りだ!

しかしここで残念なお知らせ。
本日は天候の影響により、大丸より上2kmは行かないというアナウンス。まぁ天候には勝てないので仕方ない。

では、この八幡から大丸が最後の登りだ!
ってことで、途中ペースを落としたり、立ち止まって参加者の方々にエールを送ることにした。



そして、名物「うなぎり」を食おう


本来ならば、最高点の峠の茶屋エイドで提供される那須ロングライド名物「うなぎり」だが、この日はコース変更により、この大丸エイドで提供されていた。


やっぱり那須ロングライドといえばコレだ。
(写真はうなぎりをかじる姿をコッソリ撮影されていたもの)

なぜ那須でうなぎなのかは謎だが、旨いことには変わりないので気にしない。

コレを食したいがために、那須ロングにエントリーする方がいるとかいないとか。



下山ライダー活動開始!

さぁ、今回我々のメインのお仕事。
「下山ライダー。」

大丸から100kmコースと80kmコースの分岐点までの約8kmの先導だ。

気をつけるべきポイントは
「30km/h程度まで抑える」
「対向車、路面状況等を速やかに判断して伝える」
「途中の休憩ポイントへの誘導」
等。


下りで行列ができてしまい、たしかに待たされるかもしれない。

しかし、安全性を考慮してのこと。
コレがあるから、大きな落車事故もなく終えることができたのではないだろうか。

しかも、途中休憩ポイントを100、80kmコースと70kmコースで分けているのもポイントだ。

最新の注意を払い、1回目のお仕事は無事終了!
皆さん、お疲れ様でした!


そして、また登る!

ガイドライダーのお楽しみ(!?)として、
「今下った道を登り返す」というオマケつき!

そう、登り返してもう一本下山ライダーを務めるためだ。

多くのライダーが下ってきてすれ違うので、タレてる姿は見せるまい!と張り切ってせっせと登る!

嬉しいのは、多くのすれ違うライダーが、「ご苦労さまです!」や「がんばって!」と声をかけてくれたのが嬉しかった!

「ありがとうございまっす!!」

やっててよかった!と思える瞬間だ!



80kmコースをゆく!


2回目のダウンヒルを終えたら、そのまま80kmコースをゆく。100kmコースは、この後再びアップダウンがあるが、南ヶ丘牧場のアイスが食べられるから頑張れるかもしれない!?

80kmコースは、下り基調の道を走り、あっという間にりんどう湖エイドへ。

もっとも豪華なエイドと言われていて、いわゆる主食系が並ぶ。
その分行列も凄かった。

私はこの時点で80kmコースの後ろの方を走っていたので、このエイドは素通りして先を急ぐ。

しかし、皆さん食事を堪能されていた様子。
羨ましい!

で、ここに来ると気になるのが

「足切り制限時間」

我々ガイドライダーも足を切られるらしい!
今年は大丈夫か!?

次回へ続く!